コイル状に巻かれた鋼板は巻き癖がついており、形状が安定しておりません。それを真っ直ぐに整える工程がレベラーライン。この工程によって鋼板が引きのばされます。その後、鋼板を一定寸法に切断するシャーリングに流れます。このラインではスタッフが2、3人立ち合って、機械がきちんと動いているか、鋼板にゆがみがないかをチェックしています。
レベラーラインで一定寸法に切断された鋼板を、さらにお客様の指定寸法に合わせて切る機械がシャーリング。コンマ数ミリのズレも許されないので、1枚1枚鋼板を手作業で機械にセットして切ります。大きな鋼板になると、重量数10キロ。別のスタッフと協力して運びます。
切断が終わった後は入念な寸法チェック。また表面にキズなどがないか隅々まで調べます。品質チェックを終えたら鋼板を指定枚数に合わせて積み重ね、キズがつかないよう紙で梱包。最後にお客様の宛先、商品名、キロ数の書かれたラベルを貼って終了です。
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